射出成形

金型に材料を流し込んで冷やし固めます。

製品にたどり着くまで導線を通っていくのですべてつながっています!

 


射出成形は主にプラスチックなどの成形に使われる技術です。鋳造は融点の高い金属を加工するのに対し、比較的低い温度(180~450℃)で高圧でプラスチックを成形するのが一番の特徴です。

金属で作られた金型の小さな穴に熱して溶かした材料を流し来み、冷やすことで製品が完成します。このプラスチック材料はペレットと呼ばれ、硬さや色など様々な種類があります。材料を小さな穴から流し込んで、製品まで流れてくるのですが、ふつうに流し込むと空気が入り、気泡ができて、きれいな製品になりません。ここで気泡などができないようにするのも職人さんの技術なんです。型さえあれば同じ形をいくつも生産することができるため、大量生産に向いています。