プリント基板とは

全て手作業でつけています!学校とかでやったことある人も多いかな?色んな種類がある「はんだ」や「こて」を使い分けて作っています!


昔は一本一本、配線をつなげて電気の通り道にしていました。しかしプリント基板では一枚の板に金属の線をあらかじめ描くことで電気の通り道としています。

これにより、人為的な配線ミスがなくなり、製品の故障が減りました。また、小型化が可能になり、通り道が整理されたことで修理も簡単になりました。

プリント基板の作成には「はんだごて」という技術が使われています。はんだごてとは「はんだ」と呼ばれる糸状の金属を最大400度の熱で溶かし、溶接し、くっつけることです。溶接部も金属なので電気が通りやすく、更に部品と一体化するのではがれにくくなります。すべて手作業でやっています。

ここで使われているはんだも、昔は鉛の含まれたものを使用していました。鉛が入っていないときれいな色が出ず、温度管理が難しくなりますが、環境や健康への影響を考えて、現在では鉛が含まれているはんだの使用は控えられています。